こんにちわ!
keep fit 富田林店飯田です。
今日はアルコールの選び方についてお話したいと思います。
「お酒を飲むと太る」というイメージをもった人が多いと思います。
まず初めになぜ、お酒が太るのか。
①カロリーが高い
中ジョッキや日本酒コップ1杯の場合は約200kcal、焼酎コップ1杯の場合は約250kcalと、ご飯1杯分の235kcalに近かったり超えたりするカロリーがあります。
ゴクゴク飲めてしまうので、一日の摂取カロリーを大幅に超えてしまう原因になり、太ってしまうと考えらます。
②脂肪の分解を妨害する
アルコールが肝臓で分解されると、有毒性のあるアセトアルデヒドという物質が生成されされるのですが、このアセトアルデヒドは肝臓のミトコンドリアを傷つけます。
脂肪の分解を担っているのは肝臓なので、肝臓にあるミトコンドリアが傷つくと肝臓による脂肪酸の分解が低下しています。
そうすることで肝細胞の中に分解されない脂肪酸がどんどん蓄積されてしまうので、太りやすくなります。
③肝臓の脂肪合成を活性化させる
アルコールは脂肪の分解を妨害するだけではなく、なんと脂肪の合成を促進させる酵素も生成します。
VLDL(超低比重リポ蛋白)と呼ばれており、肝臓で作られる脂質を全身の脂肪細胞へ届ける役割をしているので、アルコールによってVLDLが増えてしまうと脂肪細胞が発達して脂肪が蓄積されやすくなってしまいます。
次に太りにくいお酒の飲み方
①糖質の低いお酒を飲む
ウイスキー、ウォッカ、ジン、甲類焼酎は糖質0なので血糖値が上がりにくいです。
②お茶・水・炭酸水で割る
お茶割りやお湯割り、水割りなど、糖質の含まれないもので割ること。
③チェイサーを飲む
お酒を飲む時にチェイサーをはさむと、体内に入るアルコール濃度を下げることができます。するとお酒を飲むペースも遅くなり、トータルで飲酒量が少なくなるのです。飲む量が減れば摂取カロリーも減るわけですから、太りにくいお酒の飲み方といえます。
④空腹でお酒を飲まない
空腹時にお酒が入ると体にアルコールが吸収されやすく、肝臓から脳へすぐに到達してしまうからです。
食事をしながらアルコールを摂取することで、アルコール血中濃度を緩和できます。
お酒は代謝を下げる飲み物です。
ほどほどにし、もし飲むなら太らないお酒の飲み方を理解して、カロリーの高いお酒、糖質量の多いお酒を避けながら飲みましょう!
厚生労働省が『飲酒ガイドライン』を発表しました。
アルコール度数や何杯飲んだかで飲酒量を把握するのが一般的ですが、「純アルコール量」、酒に含まれるアルコールの量で健康へのリスクを示しているものです!
●生活習慣病のリスクを高める飲酒量
男性:40g以上、女性:20g以上(1日あたりの純アルコール量)
1日当たりの「純アルコール量」を男性で40g以上、女性で20g以上摂取した場合と定義され、それ以上飲酒する人の割合を減らしていくことが目標になっています。
●純アルコール量20gがどのくらいか
ビール(5%)だと500ml ロング缶1本
酎ハイ(7%)350ml 1本
ワイン(12%)200ml 小グラス2杯
日本酒(15%)1合弱(180ml)
焼酎(25%)100ml
ウイスキー(43%)60ml ダブル
飲酒量は生活習慣病など発症リスクが高くなるので、健康的な体を目指す場合一度ガイドラインを確認してみてください。